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イラガ
幼虫は別名を「イラムシ」とも言い、ライムのような鮮やかな緑色や薄茶色、見た目はウミウシのような形状をしている。
鶉の卵(鶉の4分の1程度)のような、独特の茶色い線の入った殻の中で蛹になり越冬し、7月から10月ごろに発生する。多くの棘を持ち、
触れるとハチに刺されたような鋭い痛みを生じる。蛹の腸はタナゴ釣りの餌に用いられることもある。 羽化した後の成虫の開張は30mm程度、無毒。

生息地と生態
北海道から九州。カキノキ、ナシ、サクラ、リンゴなどに多い。
症状
刺された場合、まず流水で洗う。
棘が残っていれば粘着テープなどで棘を除去する(患者はかなりの痛みを感じているので配慮が必要)。
その後、市販の虫刺されの治療薬を塗るとよい。重症場合は医師の治療を受ける。