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ツツガムシ

ツツガムシとは、ダニ目ツツガムシ科のダニの総称。ツツガムシ科に属するダニ類は日本では約100種が報告されている。成虫は赤色、幼虫はオレンジ色をしている。幼虫は野鼠の耳に寄生していることが多い。

釣り場で気を付けたい危険な生物「ツツガムシ」

生息地と生態

ツツガムシ病は、古くは山形県・秋田県・新潟県などの地域で夏季に河川敷(信濃川・阿賀野川・最上川等)で感染する風土病で、死に至る病として恐れられていた。

これは、リケッチアを持つアカツツガムシ(Leptotrombidium akamusi)というダニに吸着されて発症する。春~夏に多い。大河津分水路建設工事において多数の作業従事者が古典的ツツガムシ病に倒れている。 川岸のアシ原に多い。

症状

釣り場で気を付けたい危険な生物「ツツガムシ」 ツツガムシ病は、ツツガムシリケッチア(orientia tsutsugamushi)の感染によって引き起こされる、人獣共通感染症のひとつであり、野ネズミなどに寄生するダニの一群であるツツガムシが媒介する。

日本紅斑熱と症状が酷似している。ツツガムシ病はオーストラリア、アジアにも広く存在する。刺された覚えのない発病者も多く、症状の初期はインフルエンザ様を示す事もあり、医師がリケッチア感染症を疑い早期に確定診断することが重要になる。


別名、薮チフスとも呼ばれるが、病原菌は腸チフスやパラチフスを含むサルモネラ属ではなく、発疹チフスを含むリケッチア属に含まれる。

一部の個体が経卵感染によってツツガムシ病リケッチアを0.1~3%が保菌しており、これに吸着されるとツツガムシ病に感染する。

保有するリケッチアの血清型は、種との関連性があることが知られ、タテツツガムシはKawasakiまたはKuroki型、アカツツガムシはKato型、フトゲツツガムシはKarpまたはGilliam型を保有している。

とくに秋田県、宮城県などでは夏になるとツツガムシ病による死者のニュースがしばしば聞かれる。