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オニヒトデ
オニヒトデ ( Acanthaster planci)とは、オニヒトデ科の動物である。輻長約15cmで、多数の腕を持ち、全身が棘に覆われた、大型のヒトデである。 サンゴを食べ、珊瑚礁の破壊者とされる。
接触の機会は少ないと思われる。

生息地と生態
黒潮を通じ北上、本州でも確認されている。
症状
オニヒトデの体表面には大量の有毒の棘が生えており、生理活性作用の高いplancitoxinI 及び plancitoxinIIを主成分とする毒物質(オニヒトデ粗毒)を有している。 これがヒトの皮膚に刺さると毒素によって激しい痛みを感じ、アナフィラキシーショックによって重症に陥ることがあり、最悪の場合、死に至ることがある。 刺された時の対応は、なるべく早くポイズンリムーバーで血液を吸引し、後に温湿布で患部を温める。 薬の塗布などの素人判断による治療はせずにすぐさま近くの医師の診断を受けること。